10th Anniversary

 はずれて泣き言を言っていたKinKiKids10周年イベント、39なんですが、実は本当に本当に!!幸運なことに譲っていただきまして・・・22日、参加することができました。あまりにも!あまりにも!二人が楽しそうで、二人だけのトークが延々と続く感じも、何かとシンクロしすぎな行動も、なんかもうこれぞKinKiKidsな空間に、笑いながら涙がでてきそうでした。いつも以上に記憶が曖昧なんですが(本当に全てがつぼすぎて途中でメモリーがパンク)少しだけでも何か残せれば、と思います。

 まずは、硝子の少年からスタート。しかもフルコーラスなんですよ!センターステージから(といってもおっきなモニターが6台あるだけで、いつものようなステージではありません)登場したお二人は、まっすぐに伸びる花道を二人だけで歌い歩いて、真ん中に作られたステージへと向かいます。ただ二人で歩いているだけなのに、白いスーツ姿に、肩を並べているその姿に、ただただ感動 ←早すぎ
雨のMelodyへと続き、すぐトークへ。この10周年イベント、最初から本当にまったりしてて、いきなり漫談調です。「えーーーーー堂本光一でこざいます」と深々と頭を下げる光一さん、「ただいまご紹介いただきました…ただいまご紹介いただきました…ただいま」と繰り返す剛さん(笑)光一さん楽しそうだしさーー、全くキンキって!!
いつも通りのお二人。でもね、なんかひしひしと伝わってくるものがあるんですよね。不思議。私としては、10年間いろんなことがあっても全力で走り、どちらかが歩いているときはちゃんとそれを背中に感じて、共に歩んできたお二人を、今回のイベントでは祝福したかったんです。でもね、当初から光一さんが言っていた通り、お二人からの感謝の気持ちがめいっぱい詰まったイベントになっていて、なんだかこちら側(ファン側)がものすごく幸せな気分になってしまいました。

いくつか箇条(ただし長文・笑)書き。

●光一さんが喋っている間、コップで何か飲んでいる剛さん。それを見つけた光一さんが「おっまえ〜〜」と近づいていく。「ちゃうねん!!喉のケアーしとんねん。だってなぁ〜」と剛さんが何か言おうとしたところで、非難するはずだった光一さんが、なぜか「わかっとる、あれやろ〜」と剛さんの言葉を引き継ぐ。あんたがなんやねん!!(笑)硝子の少年、雨のMelodyとキーの高い曲が続き、辛いということを語っていました。途中から話を引き継いだ剛さんが「しかもな、」といったかと思えば、『転調しよるねん』と二人でハモるし。はいはい、以心伝心ですねーーー。さーらーに、事件はそのあと起きました。今回(も?)、丸いステージの端っこに水分補給用の丸テーブルがあったんですが、剛さんのテーブルには何やらいろんなものが置いてあったようで、それを見つけた光一さんが「なんやそれ〜」と笑っていると、剛さんが何かをさして(聞き逃しました)「お前もいる?アーーンしたるで」みたいなことを言ったんですよよよよ。(言葉が曖昧ですが、アーーンは 絶 対 に、言ってました)も−ね。お客さんも、キャーーとか言うより先に「今なんていったの、剛さん???」って感じに呆然としてまして(笑)反応できませんって。ちなみに、光一さんも反応できてませんでした(笑)言葉に詰まってる光一さんが愛しい。ほんっと、時々サラッととんでもないこと言うからなーつよっさん。

●今回、友達からチケット取れるかなぁと聞かれたという光一さん。光一さん的には関係者にもチケットを取らず、ファンの方を優先したというお話がしたかったようなんですが、「友達」発言に剛さんがびっっっくり。食いつく食いつく(笑)「ちょぉ、待って。・・・とぉもだち?」(声裏返っちゃってます)「確かに少ないけど、ボクにだっていますよ!」と反論する光一さんに対して、「今、このこと(10周年)よりもそのこと(友達がいたこと)を祝いたい気分やわぁ」って…どんだけ(笑)しかも、会場にいるかもしれないお友達に向かって「友達になっていただいてありがとうございます。」と深々とお辞儀。光一さんも超過保護だけど、つよっさんも過保護よね(笑)やっぱ似てるわ、この二人。

●途中、今までのCMセレクション、ドラマセレクション、ライブセレクションが流れたんですが(観ながら、ステージ上でお二人がコメントしてくれます。最高。)ドラマセレクションの中で『to Heart』が流れた時のこと。
エンディングのフカキョンと剛さんがプールにいるシーンで、光一さんがぼそっと何を言い出すのかと思えば
「(剛より)フカキョンのがでかいんちゃう」
 こ、光一さーーーーーん!それはあきまへんって(笑)ファンからも若干のブーイングが。私が思うに、フカキョンを庇ってというよりか、女代表としてのブーイングのような(笑)いやね、まぁ知ってましたけどね、光一さんが そこらへんの女<剛 なことは十二分に。でも、ホリプロのアイドル・フカキョンですからね。お願いしますね。

『元カレ』内山りな嬢とのキスシーンが流れれば、「・・・・なにやっとんねーーーん。」「あかん、あかん」と一人ブーイングの光一さん(笑)さらに続いて、エレベータ内で広末さんと一緒にいるシーンが流れれば「次はエレベータァー?」って・・・どこのオヤジ。オウジはいずこへ・・・

●『Love is』はバンドメンバーを交えて丸く配置されたイスに座って、しっとりと歌ってくれました。これがね〜ちょうど剛と光ちゃんが向かい合うように配置されていて、歌声も相まって本当に本当によかった。この歌を向かい合って歌うのかぁと感慨深く思っていたら、光一さんがこの曲を向かい合って歌うのは、なんか照れるとおっしゃっていて、「“こんなに優しくなれのは、キミがいたから このままずっと側にいさせて”ですよ」って何だかんだと真面目な声で朗読したんですよ。でもそれ(恥ずかしい)を受けて剛さんは「そうかな・・・まあ、あるんちゃう」みたいな感じに肯定の言葉をさらっと、ふざけるでも茶化すでもなく、真面目に返してまして。じーーーん。私はこの曲がすごくすごく好きで、恋愛とかそういう意味ではなく、この曲の歌詞ってキンキキッズをすごく上手く表現しているように思えてならないんです。

●今回、それぞれのFavoriteからも1曲ずつ選曲して歌ってくれたんですが、まずは剛さんの曲を発表するという時。剛さんが「ボクは、kinkikids…(Forever)」と言いかけたところで、何を思ったか光一さん「そうそう、みなさんも最後は一緒に歌って…」とかぶせちゃいます。わざとかと思うくらいのタイミング。でもどうやら天然だったようで(笑)ファンからブーイングが起こる中、つよっさんも「お前なぁ〜」と呆れ顔…というよりも、すねてます。せっかく良い感じに言おうとしたのにーとか、曲名発表してから言えやぁ〜とかなんとか言ってて、でもなんか楽しそうなのがカワイイ(コラ)それを受けて、光一さん「偉いすんまへんッ!」と潔く謝ったかと思えば、そのままうつ伏せに寝転びます。ええ、土下座よりさらに頭が低い(笑)それを見て、剛さんも「いやいやいや」と光一さんに近づいていって起こそうとします。んで、「楽屋でさっきはごめんって言うてくれればええだけやのに」とか洩らしてます。・・・ったく。何がしたいんだよぉ、この二人はッ!どんなやりとりだよッ。とにかく毒づきたくなるくらい甘くて、脱力。


 めざましで少し流してくれましたが、最後の挨拶は光一さんからでした。途中、「本当に、この(感謝の)気持ちが伝わっているのか不安になったりもするんですが・・・」と光一さんの口からめずらしい言葉が発せられて。会場から温かな拍手が送られてました。「伝わってる?ありがとうございます」と光一さん。なんだか全体を通して光一さんがすごくふわふわしていたというか、いつものようにビシッと決めていることもほとんどなく、この10周年という雰囲気に身を委ね、幸せをかみ締めている感じがしました。なによりも最後の「この言葉は使いたくなかったんですが……ありがとうございました」というシンプルな言葉に、この日はじめて涙がこぼれました。言葉にならない、どう伝えたら良いのかわからない、それでも溢れて仕方のない気持ちをどうにか言葉にした、シンプルでもそんな想いが十分伝わってきました。鳥肌がたつくらい迫るものがありました。
 そして、きっとそれを誰よりも深く強く感じ取っていたのが剛くんなんじゃないかなぁと思うのです。剛くんの挨拶は「今、彼も不器用ながら一生懸命、言葉を投げてくれましたが」(←すみません、細かい表現が曖昧です)というような言葉からはじまったんですね。そして、挨拶のあと、テクテク光一さんに近づいていったかと思えば、光一さんを抱きしめていて。抱擁と書いている新聞もありましたが、あれは剛さんが光一さんを抱きしめた、という表現がぴったりな気がします。そもそも光一さんはよくスキンシップしますが(笑)剛さんからそういった行為をすること自体が珍しいし、本当に全くふざけている様子ではなくて、光一さんの言葉に、誰よりも深く強く心を揺さぶられた剛くんが、抱きしめずにいれなかった剛くんの気持ちが、ものすごく伝わってくる優しさに溢れた行為だったと思います。やっぱり、すごいなキンキキッズ


KinKiKids、まだまだ行けるね。ずっとずっと大丈夫だね。素敵なイベントをありがとう。


二人がトークの中で言っていたように、彼らの気持ちが会場を越え、日本中、世界中の彼らを想う人たちのところへ届きますように。